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特撮大百科DREAMS

業界屈指のクオリティとバイタリティを誇る【特撮大百科】シリーズから、年代問わずランダムに選んでのレビューをメインとする個人的趣味全開のオタク系ブログです。毎月5の倍数日の更新を心掛けております。

ゴジラ1984コンプリーション

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今回御紹介いたしますのはこちら。

株式会社ホビージャパン.刊
『ゴジラ1984コンプリーション』

です。


今回は例年よりやや遅れながらも、数える事第4弾となる本書も無事リリースが叶いました。

毎回一つのテーマを徹底的に密着し掘り下げる、ゴジラファン待望のコンプリーションシリーズ最新作。

そんな第4弾のテーマは、今年映画公開35周年を迎える、第16作目のゴジラ映画

「ゴジラ(84)」


「メカゴジラの逆襲」からの9年の沈黙を破り、これまでの【子供達のヒーロー】から、第1作での【恐怖の対象】への原点回帰を目指して、復活を果たした同映画。

初代とはまた違う、核の申し子としての新たな設定を加え、長らく忘れられていた人類の脅威としてのゴジラと、近代科学でそれに抗う人類の息詰まる攻防は、当時の観客に新鮮な衝撃と興奮をもたらしました。

何より着目すべきは、シリーズのターニングポイントとして、ゴジラを昭和から平成に渡した重要な意義を持つ作品でもあります。

それを大きく取り上げる本書も、平成からまた新たな元号に変わるこの年に刊行され、大変感慨深い思いに駆らせてくれます。


内容はもちろん、ほぼオールカラーによる膨大な写真資料を紙面狭しと収録。

完成に至るまでの、秘蔵の製作プロセスやプロップの数々に、あらゆる分野の詳細な舞台裏を緻密丁寧な解説で紹介。

当時の世相を反映する、宣材コレクションやマスメディア情報も新発見の連続で見逃せません。

恒例のおいそれとはお目に掛かれぬであろう、企画書&シナリオ特集も、何時にも増して充実。

「ゴジラの復活」のタイトルで始まった検討案から、「ゴジラ」の完成台本に辿り着く、貴重なシナリオの変遷をほぼノーカットで掲載され、読み応えの抜群度は洗練された内容を誇る本書でも、更に随一です。


本書だけの関係者インタビューでは

・田中健氏(牧吾郎役)

・宅麻伸氏(奥村宏役)


の2名による、ゴジラへの思い入れの強さが伺えます、当時の思い出を振り返るメッセージを収録。

またお二人とも故人ゆえに、再録ではありますが

・田中友幸氏(製作・原案)

・橋本幸治氏(監督)

の「ゴジラ(84)」について語られたインタビューも、ファンとして嬉しい所です。

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もちろん目から鱗なコラムも多数で、今回も期待を裏切らぬ、ゴジラ(84)の全てを凝縮した圧巻の決定版的一冊だと断言。

今年も必見たる本書の発売に尽力していただけました、スタッフの皆様に、心からの「ありがとうございました」を述べさせていただきます。

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テーマ:特撮 - ジャンル:サブカル

  1. 2019/02/15(金) 18:21:14|
  2. 書籍
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破壊の王(ゴジラアース)現出

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今回御紹介いたしますのはこちら。

ゴジラオーナメント特撮大百科COMPLETEシリーズから映画「GODZILLA 怪獣惑星」より

『破壊の王(ゴジラアース)現出』

です。


劇中、20世紀末 地球の覇権を賭けたゴジラとの戦いに敗れ、一部の人間達は宇宙へと脱出。

その後、疲弊しきった長い宇宙の放浪を終わらせる為、ワープの影響で2万年もの月日が経つも、再び地球を取り戻すべく帰還する。

そしてハルオを始めとする攻撃部隊は、地球へ降り立ち宿敵ゴジラと交戦。

多くの戦死者を出すも、その弱点を突いて、遂にゴジラの息の根を止める事に成功した。


しかしこれが、かつて人類を追いやったゴジラそのものなのか疑問を覚えた直後に、突如激しい地震がハルオ達を襲う。


そして目の前の山体が吹き飛んだかと思うと、そこから姿を現したのが、2万年の時を経て300mにまで成長を遂げた、真のゴジラことゴジラアースだった。


その想像を遥かに超える巨体に、先のゴジラフィリウスとの戦いで消耗していた、ハルオ率いる攻撃部隊は、絶対的不利を悟り撤退を急ぐ。

だがゴジラアースはそんな人類の逃亡をも許さず、一網打尽に薙ぎ倒し、部隊はたちどころに壊滅。

人々は改めてゴジラが齎す、底無しの絶望を思い知らされるのだった。


本作では、300mと問答無用で歴代最大の巨体を誇るゴジラアースによる、空前絶後の大迫力な出現シーンを造型化しております。

国内初のアニメ版ゴジラとして話題を集め、映画公開と同時に各社こぞっての商品化が行われました、アニゴジことゴジラアース。

そして映画三部作完結を迎えた今、アニメの枠を超えて特撮大百科でもいよいよリリースと相成りました。


ゴジラアースと言えば、やはり上記の通り歴代断トツの高体長。

それを反映したフィギュアやソフビも、他社から販売されたりしましたが、本作でも同ゴジラ語る上で欠かせぬ重要な特徴を如実に体現。


COMPLETEシリーズに因んでの半身造型ながら、似た様な構図のオーナメントと比較しても、そのスケールの違いは明白。

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まさにゴジラアース唯一無二の特色を徹底的に活かした、英断と言える感嘆の超ボリュームです。


更にこれもまた同映画のゴジラ特有である、植物由来を表現した、大樹の如く複雑に筋組織が絡み合う体表や、葉っぱを思わせる独創的な背ビレも精巧に再現。

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マッシブな全身と比べて小顔な頭部が浮かべる、森の老哲人と例えられる穏やかな威厳ある。しかし青い瞳には明確な険しさを宿す、そんな印象的な表情も、きめ細かなディテールで上出来の必見ぶりです。

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またカラーリングは、登場時の夕景の照り返しを意識した赤みがかった物となっており、同じ色彩が施されたベースの土煙と共に抜群の臨場感を演出しています。

尚、本作の情景の瞬間は、実際の劇中では描写されておらず、あくまで株式会社キャスト解釈によるインパクトを重視したイメージと言うのも、実に斬新な試みではないでしょうか。


文句なしに鮮烈な特撮大百科デビューを果たしたであろう、記念すべきアニゴジオーナメント第1号である本作。

ですが、どうやら原型では既にフルサイズの全身版も完成しており、しかもあのシンゴジをも上回る、特撮大百科史上最大級の桁外れなサイズとの事。

特撮大百科のポリシーたる「手の平サイズ」すら、いろいろな意味で超越するであろうそちらも、いつかお目見えの日が訪れるのか?

まさに「絶望は進化する」を地で行くかもしれない、今後の展開に注目です。

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  1. 2019/02/10(日) 00:08:45|
  2. ゴジラオーナメント特撮大百科
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ゴジラ頭骨ストラップ

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今回御紹介いたしますのはこちら。

映画「ゴジラ×メカゴジラ」より

『ゴジラ頭骨ストラップ』

です。


オーナメントフィギュア以外にも、特撮を題材に各種イベント等で、様々なジャンルの商品展開を行っている株式会社キャスト。

このストラップも、同社初ジャンルと思われがちですが、実際には過去に【魔女の秘密展】にて

『モグラの手のお守り』

として既に限定リリース済み。

今回はその経験を踏まえ、従来の顧客に向けて新たなニーズを得るべく、本格的に挑んだ試みかと思われます。

そしてその第1弾に選ばれたテーマが、何気にキャストお気に入りでもある『ゴジラの骨』 

ストラップと言う形式ゆえに、嵩張らぬよう頭骨のみですが、初手からこれをチョイスするそのセンスに、相変わらずのキレ味を感じさせてくれます。

また造型としては

・ゴジラオーナメント特撮大百科
『房総半島沖海底で回収されたゴジラ骨格』

の頭部原型を流用改造した物と思われますが、それもまた「らしさ」の表れとして、納得のお買い得価格と微笑ましさを自然と覚えさせてくれます。

ちなみに素材はやはりレジンキャスト製なので、実際にスマホ等にぶら下げる際は衝撃に要注意です。

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早くも第2弾のリリースもされており、シリーズ化はほぼ確定の模様。
果たして今後どんな風に幅を広げていくか、注目のジャンルとなりそうです。
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テーマ:特撮 - ジャンル:サブカル

  1. 2019/02/05(火) 01:47:12|
  2. その他
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ミステリアンドーム 断末魔ver.

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今回御紹介いたしますのはこちら。

ゴジラオーナメント特撮大百科シリーズから映画「地球防衛軍」より

『ミステリアンドーム 断末魔ver.』

です。


劇中、地球人に対抗手段が無いと判断したミステリアンは、要求を半径120㎞の土地の割譲へと拡大する。

しかし地球人側も、ミステリアンの熱光線に75分耐えるマーカライトを開発。
まだミステリアンドームそのものに対抗する電子砲は完成してなかったが、その技術を応用した巨大パラボラ戦車・マーカライトファープと、マーカライト塗装を施したα号で第三次討伐作戦に臨む。

そして狙い通りに、マーカライトによる熱光線の反射や同等の威力を持つ光線で、ミステリアンドームはジワジワとダメージを与えられていく。

これにミステリアンも湖を氾濫させ、近隣の村やマーカライトファープを飲み込んで反撃の姿勢を示す。


しかしマーカライトの活動限界が近づく中、遂に完成した電子砲を搭載する第2β号が参戦。

ミステリアンの切り札であるモゲラ2号機もマーカライトファープの倒壊に巻き込まれる。

やがて電子砲の猛攻を受けたミステリアンドームは、末期を訴えるかの如く点滅を繰り返した後に、ひとたまりも無く大爆発を起こす。

小型UFOで逃亡しようとするミステリアンも次々と撃ち落とされ、彼らの地球侵略は失敗に終わるのだった。


本作ではミステリアンの拠点にして、最大の侵略兵器であるミステリアンドームの最期の瞬間を再現しております。


と言う訳で前回御紹介しました
『ミステリアンドーム』
の別ver.となる本作ですが、思えば古くから、あまりその機会に恵まれなかった地球防衛軍関連の商品化に、並々ならず尽力してきた様に思われる特撮大百科。

それを意識すれば、この断末魔ver.もただのコスト削減の簡易アレンジとか、ましてや原型使い回しの手抜き商品などではない事が伺えるはずです。

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その具体的なアレンジポイントは、やはり断末魔の通りに中心部の半透明な外装を、より緊迫感ある煌々としたカラーリングへと変更。

それだけながら、放たれる印象をガラリと変え、別物へと昇華させているのは、紛れもなく製作者が今日まで培ってきた、表現力の好例と言えます。

しかし何気に別ver.として、一番手が加えられているのが、本体を取り巻く富士山麓ベース。

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青々とした森を展開していたオリジナルver.から一転しての、地球防衛軍との決戦の激しさを物語る荒涼たる風景をリアルに再現。

こちらもまた本体と共に、迫真性高いジオラマを成しています。


リーズナブルな価格もあって実現可能にした同時発売ゆえ、その真価の発揮が叶った、実にアレンジの妙を示す作品として、両作併せ重宝出来そうです。

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  1. 2019/01/29(火) 00:05:32|
  2. ゴジラオーナメント特撮大百科
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ミステリアンドーム

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今回御紹介いたしますのはこちら。

ゴジラオーナメント特撮大百科シリーズから映画「地球防衛軍」より

『ミステリアンドーム』

です。


劇中、5000年前に核戦争で母星を失った怪遊星人ミステリアン。

彼らは新天地を求め、地球に飛来すると密かに富士山麓の本栖湖畔に、拠点となる巨大ドームを建設。

やがてミステリアンは、地球人にドームを中心とした半径3㎞の土地の割譲と、地球人女性との結婚の自由を要求する。

これを良しとしない地球人も、地球防衛軍を設立。
通常兵器による討伐作戦が実行される。


しかし地球の遥か上を行くミステリアンの科学力で建造されたドームに、一切のダメージを与えられず、逆に膨大なγ線を含んだ熱光線やトラップによって、部隊は壊滅させられてしまう。


その後、最新鋭の空中戦艦α号とβ号を投入しての、第二次討伐作戦で再び巨大ドームへの総攻撃が行われるも、またもや決定打にならずβ号が破壊され失敗してしまう。

この結果に増長したミステリアンは、地球への要求を更にエスカレートさせてゆく。


本作では、勝利を重ねる毎にその本性を顕わにしていく、卑劣な怪遊星人ミステリアンの地球侵略の為の拠点となる、富士山麓の巨大ドームをオーナメント化しております。

モゲラのインパクトに隠れがちながら、実質的にミステリアンの主力兵器と言えるこのミステリアンドーム。

地球防衛軍を一蹴する強力な熱光線はもちろん、尖兵である小型UFOやモゲラを収納したり、拉致した女性を監禁したりと、東宝特撮でも指折りに悪の要塞としての風格を備えています。


しかし今回の商品化では、過去の特撮大百科での基地系統作品と見比べても、本作はコンパクトなスケールで纏められており、その点になかなかの意外性を覚えます。

一方でやはりクオリティに見劣りは無く、本作のシンプルなデザインに盛り込まれた意匠を緻密に再現。

全体に走るラインが織り成すドームの立体感も、丁寧な浮き彫りで、実に繊細に表現されています。

そして印象的な寒色系で彩られ独特の光沢を放つ外観も、まさに強調し過ぎる事のない、絶妙な色使いによる演出力を発揮。

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中心部の半透明外装は、クリア素材での再現はオミットされてますが、それを補う劇中での攻撃時等での点灯を意識した、薄紫色のグラデーション。
これが実に、味わい深い臨場感を出しています。

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更に周辺の、富士山麓ベースも本体との一体化によって、その持ち前の威圧感を引き立てる、清涼なる雰囲気を醸し出しています。

まさに東宝宇宙人の元祖に相応しい基地として、その飾らぬ魅力を、気取り過ぎずかつ余す事なく形にした同オーナメント。

次回紹介予定の、別バリエーションの同時発売の試みも納得させる、さすがの完成度です。

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  1. 2019/01/25(金) 00:07:03|
  2. ゴジラオーナメント特撮大百科
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