特撮大百科DREAMS

超スローペースではありますが、業界屈指のクオリティとバイタリティを誇る【特撮大百科】シリーズのレビュー。ならびそれらを製作・販売している実力派メーカー【株式会社キャスト】関連のイベント等の御紹介をメインとする専門ブログです。

東宝特撮映画クリアファイル



今回御紹介いたしますのはこちら。

【特撮のDNA展】会場販売品から

『東宝特撮映画クリアファイル』

です。

有りそうで無かった株式会社キャストさん製の新ジャンルとなる同商品。
近年は多くの場で様々なジャンルの特撮グッズを次々と販売されてますが、これもまたオーナメントやブロマイドだけに甘んじる事なく、実用性にも着目し幅広い層へのアプローチを怠らない同社の意気込みを表すアイテムの一つであります。

そして実用性の点では他の関連商品に増しての手軽な使い易さを売りとするA4サイズのクリアファイルと言う仕様となっていますが、もちろんそこは良い意味で常にこちらを唸らせ続けるキャストさんの作品。

本作は昨年に福島で開催されました上記イベントにて好評を博しましたが、その構成もまさに同イベントならではの描写でそれを否応なしに納得させてくれるものとなっております。

なお今回のクリアファイルに選ばれました東宝特撮映画は

・「地球防衛軍」(1957年)



・「宇宙大戦争」(1959年)



・「海底軍艦」(1963年)

 


の卑劣な侵略者に立ち向かう人類の科学力を集結させての勇猛なる活躍を描いたSF大作な全3種。

表面にはスチール写真を彷彿とさせる、それぞれの映画の雰囲気を上手くまとめたフルカラー印刷によるオリジナルデザインの妙で、洗練された装飾を為しています。

しかしこのクリアファイルの真価は裏面に有り。
裏面にはこの3作品を担当されました往年の名イラストレーター

・小松崎茂氏

が手掛けられたデザイン画を掲載。

映画完成版とはまた風貌異なる各キャラクターやメカニックの初期デザイン。
そして緻密に描き込まれたミステリアンドームや轟天号の内部図解。

など特撮を愛する者の心躍らす必見のイラストをも多数盛り込み、まさに貴重資料の保存と言うファイルの本領を鋭く具現化した意匠に、純然なる敬意すら覚えさせてくれます。

またまた今後の展開に期待が膨らむ新アイテムの登場となった本作。
例え今回限りとなってもそこに残した意義は非常に大きい事に間違いありません。
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テーマ:特撮 - ジャンル:サブカル

  1. 2017/03/20(月) 00:06:47|
  2. その他
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深海探査艇わだつみ 乱泥流脱出せよ《リニュアル再販版》



今回御紹介いたしますのはこちら。

ゴジラオーナメント特撮大百科シリーズから映画「日本沈没(73)」より

『深海探査艇わだつみ 乱泥流脱出せよ《リニュアル再販版》』

です。


劇中、小笠原諸島に位置する無人島が突然海深くに消失する不可思議な事態が発生。

その原因が海底の地滑りにある可能性を突き止めた地球物理学者の田所博士は、すぐさま操艇者の小野寺が操縦する深度1万メートル以上の潜行可能な深海探査艇わだつみに搭乗し事態の真相を探るべく日本海溝の海底へと赴く。

やがて海底に到達した田所博士達はそこでまるでなめくじが這ったような巨大な亀裂を発見。
そのただ事では無い痕跡に一同は唖然とするも、更にその亀裂を辿ってわだつみを進ませ調査を続行する。

しかし亀裂の先に広がっていたのは未曾有の大規模で暴れ狂うかの様に泥流渦巻く想像を絶する驚愕の光景。

我が目を疑う異常事態に戦慄した田所博士一行は、こちらをも飲み込まんとせんばかりに猛り続ける乱泥流を振り切りわだつみを急浮上させ事無きを得る。

だがこの尋常ならざる状況から、最早無人島一つどころか日本列島そのものに前代未聞の危機が迫っている事を察するのだった。


本作では映画序盤最大のスペクタクルとなる、日本海溝下での深海探査艇わだつみの乱泥流遭遇シーンをジオラマ化しております。

派手な都市破壊でも無ければ、自衛隊による圧巻の火力戦でも無く、まして怪獣同士の白熱の激闘でも無い。

しかしそれら全てに勝る圧倒的脅威である大自然の手に負えぬ異変を、中野昭慶特技監督の入魂の特撮技術がド迫力の臨場感で描き出し、今でも東宝特撮映画屈指の語り草となったこの名場面。

その後世に与えた影響力は一例として、こうしてキャストさんにより洗練さを増しての装い新たな再商品化へ踏み切らせた程に大きかったと言えます。

今回のリニュアルに伴い様々な変更が見られるのは、やはりタイトルの主題を飾る深海探査艇わだつみ。
海底シーンのイメージを強める汚し塗装の追加や船体横に記された標記のデカール化等が挙げられますが、特に顕著なのが船体そのもののスマート化。

オリジナル版では購入者による組み立てが必要だった昇降用梯子部分を始めから完成済みとしており、私の様な不器用な人間も嬉しい破損の心配を軽減させる親切設計。

また差込穴を用いる支柱棒を排除したディスプレイスタンドへの据え置き型となった事で造型の外観を損なわず、映画での見せ場で活躍するわだつみの見栄えの良さも追求されています。



そんなディスプレイスタンドを兼ねたわだつみから噴射される水流も、キャストさんならではのクリア素材による新規製作で模られており、素材が功を為す透明感が勢い良さの演出を更に向上。

ディスプレイ時の傾斜の強い角度も劇中にも増してのスタイリッシュな緊迫感がひしひしと楽しめます。

そしてそれらに勝る存在感を押し出すのが、もちろん同作にてわだつみと二枚看板を張る乱泥流ベース。



形式上では情景ベースながらも、造型の仕上がりは一つのキャラクターとして完成された迫真極まる魅力を放っておりその躍動感はまさに日本を飲み込む怒濤の荒ぶりを克明とする格段の精巧さ。

乱泥流の脅威に一層の説得力をもたらすべく、よりスケール感と重厚感を高めるサイズアップならび暗塗装の強調も一種の感動すら呼び起こすこれぞリニュアルの鑑な仕様です。

なおオリジナル版に付属していました
『日本沈没タイトルロゴプレート』
は今回はオミットされてるようです。

然れど再販。さすがはリニュアル。
今回もそんな感慨深さに浸れる見事な復刻を果たしてみせた本作。

これもまた特撮大百科が備え持つブランドの意地と顧客への貢献心の賜物として、こちらも頭が下がる思いに駈られるそんな持ちつ持たれつを反映する作品です。

テーマ:特撮 - ジャンル:サブカル

  1. 2017/03/15(水) 00:38:54|
  2. ゴジラオーナメント特撮大百科
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原始恐竜ゴロザウルス1967



今回御紹介いたしますのはこちら。

ゴジラオーナメント特撮大百科シリーズから映画「キングコングの逆襲」より

『原始恐竜ゴロザウルス1967』

です。


劇中、国連主導による海底油田の調査中に岩崩れに巻き込まれ故障してしまった原子力潜水艦エクスプロアー号は、急遽修理の為に近隣のモンド島に停泊する事になる。

そのモンド島には古くから巨大な類人猿を正体とするコング伝説が語り継がれており、その伝説に強い興味を持つ同船に搭乗するネルソン司令官・野村・スーザンの3人は島に上陸し、その真相の確認に臨む。

が、上陸後待機を命じられたスーザンの前に太古の恐竜の生き残りであるゴロザウルスが出現。
スーザンを獲物と見なし襲い掛かる。

しかしスーザンの悲鳴を聞き付けたコングことキングコングが颯爽と駆けつけスーザンを救い出す。

これにゴロザウルスもまた獲物を奪われた怒りを闘争心に変え、島の王者たるキングコングとの決闘に挑む。

己の持ち味である俊敏な動きと強靭なカンガルーキックや噛み付きで熾烈な戦いを互角に渡り合うが、それでもキングコングの怪力を前に決め手に欠け、マウントポジションを取られた事で戦況は一変。
剛腕から繰り出されるパンチの滅多打ちで抵抗もほとんど許されぬまま、ノックアウトされてしまう。

だがキングコングがネルソン司令官達と一緒に逃亡するスーザンに気を取られた一瞬の隙を付き、その足に噛み付いて反撃に転じようとする。

しかしその決死の攻撃も僅かな足止めくらいにしかならず、邪魔された事に憤ったキングコングによって顎を裂かれ泡を吹きながら今度こそ完全に敗れ去るのであった。


本作ではまさに島の絶対王者相手でも臆する事なく小細工無しで果敢に挑み掛かり、映画序盤でありながらも観客の記憶に強くその勇姿を印象付けた、いぶし銀の挑戦者こと初代ゴロザウルスを造型化しております。

キングコングのライバル的存在と言えば誰が挙げられるか。

その誕生に大きな影響を与え、またぞやの再戦が確実となった日本の怪獣王ゴジラか?
それとも全てが対照的な自身の分身とも言える鋼鉄猿人メカニコングか?

意見はいろいろあると思いますが、然れど個人的に推したいのが1933年のオリジナル版からキングコングと共にスクリーンを飾った肉食恐竜。
名前や種族に若干の差異はあれどどの作品でも共通して同じ未開の孤島に住まい、美女を巡って血で血を洗う野性味溢れる戦いを繰り広げ、最期はキングコングに顎を裂かれ絶命すると言う、実に凄惨ながらもまさに死闘と呼ぶに相応しい決着を迎える強烈なインパクトはまさにライバルと認めたからこその一切手加減無しのキングコングなりの礼儀すら伺わせてくれます。

その由緒ある肉食恐竜の系譜を組むこのゴロザウルスもまた後にも先にも譲らぬキングコングとの名勝負の歴史を残し、東宝特撮を代表する「恐竜」の地位を得るに至りました。

そして初代ゴロザウルスとしては、ゴジラオーナメント特撮大百科では食玩版ver.1以来の本格的な商品化(『大恐竜』名義の作品は除外)となった本作も、その久々を隠し味とする期待を裏切らぬ見れば見る程に満足感覚える鮮烈なる出来栄え。

オーソドックスに恐竜体型なゴロザウルスのアイデンティティとなる、よく絞り込まれた体躯も実物そのものの高い再現力を発揮。

どの角度から見てもその身軽さをありありと反映するスマートさが克明に表れています。

表面を覆う爬虫類を思わせるザラザラとした皮膚も、質感や弛みまで事細かに手間を掛けた緻密な造り込みで深いリアリティを感じさせてくれる入念な仕上がり。

グッと身構え、短くも攻撃的な構えを取る腕を始めとしたポーズはまさに激闘の雰囲気を顕著に浮かび上がらせる迫真の表現を為し得ております。

そして獰猛な凛々しさにどこか愛嬌が込められた頭部も、スラリとした鼻先から始まり側頭部の剃り込みをイメージさせる耳介に繋がる様にキッと吊り上がった目や、鋭い牙がズラリと並ぶ口と忠実極まる高い納得感につい目を離せなくなる精細さです。



さらに大きく跳ね上がった太く長い尻尾。
これもまた劇中でのゴロザウルスを支える程の底力を備えた躍動感をはっきりと映し出す研ぎ澄まされた演出と同時に、本作最大のこだわり箇所となるのが先端に小さく伸びる爪。
思わず見落としがちな、こんな画期的にしてさすがなパーツまで明確に再現してみせる洗練された着目点には、こちらもお見事と絶賛を送らざるを得ないでしょう。

大きな特徴を滲み出す表面の色彩も、前面の緑色を混ぜ込ませた黒と背面のシックな群青のツートンが効いた塗装も繊細な色使いで、見る方向によって印象をガラリと変える生物的な風合いを精巧かつ忠実に描写。
喉元に広がるピンク色の塗りも抜かりなく、充実の冴えを備えたアクセントとなっています。

また本作のゴロザウルスにはモンド島の一部を模った専用ベースが付属。



果たしてこれと対になる特撮大百科版キングコングがこの先出るかは不明ながら、ゴロザウルスの大きさを対比させる樹木の存在などシンプルながらなかなかの情景感を物にした出来です。

ゴロザウルスフィギュアの決定版を目指して造り上げたのであれば、文句なしと断言しても決して烏滸がましくない情熱と端正さで紡ぎ出す同作。

怪獣としてスクリーン内で暴れた恐竜の生き様に惚れさせる、そんな熱い思いすら沸き起こす珠玉の名オーナメントです。

テーマ:特撮 - ジャンル:サブカル

  1. 2017/03/10(金) 00:07:11|
  2. ゴジラオーナメント特撮大百科
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3月京都みなみ会館さん各種イベント 告知

【第40回日本アカデミー賞】にて

「シン・ゴジラ」

が作品賞を含む7つもの最優秀賞を獲得し、実に縁起の良い春の始まりを告げた3月。

我が家の飼い猫達のちぇん(♀)


ぬえ(♀)

も、まだ朝夕は肌寒いながらも昼頃のぽかぽか陽気はやはり心地良いか、最近までの部屋に篭もりっぱなしから一転すっかり活動的になって近所を長時間散歩したり、よく庭先にやってくる野良猫にちょっかいを出して軽く喧嘩したりと訪れた春を楽しんでいます。

ちなみに野良に喧嘩を売って遊んでいるのは奔放かつ姉御肌な飼い猫1号のちぇんのみ。
飼い猫2号のぬえは甘えんぼうな事もあってか大変気弱で、そんな様子を木の上や物陰に隠れて見てばかり。

しかしそんなぬえも相変わらずのネズミ取りの匠ぶりは変わらず。

先日ドアの前に下半分だけになったネズミを放置された時はさすがに気が滅入りましたが…。


それではとりあえずの近況報告はここまでにして、今回もまた

・「京都みなみ会館」さん

を会場にして、この2017年も1年を通して大好評実施中な各種上映会イベントの3月開催予定分の御紹介とさせていただきます。

まずは古今東西特撮映画銀幕上映会の頂点としての地位を確立させる

【超大怪獣大特撮大全集SDXPART1】

毎回満員御礼の盛況ぶりで特撮ファンにとって非常に頼もしさを覚えるイベントでもありますが、今月の上映スケジュールはこちらの予定となっています。



《日時》
・2017年3月18日(土)19:50~
・2017年3月19日(日)18:15~

《上映作品》
・「モスラ3 キングギドラ来襲」(1998年)
・短編特撮映画特別上映

《当日鑑賞料金》
・1800円


ファンタジックな世界観で東宝特撮映画に一石を投じた平成モスラ3部作の完結編が京都みなみ会館さんのスクリーンに登場。
地球を守るモスラと地球を狙うキングギドラの未来を賭けた戦いの果てに迎える感動のラストが、劇場を優しく包み込むこと間違いなしです。

なおやはり両日共に劇場ロビーにて各種怪獣グッズの物販会も開かれるかと思われますが、こちらの詳細発表はいつも通りにまた後日となります。


そして日を同じく、こちらも開始時からの話題性の高さもあってすっかり多くの観客からの人気と支持を確立させた、ウルトラマン放映開始50周年特別企画

【ウルトラ大全集PART2 -きたぞ!われらのウルトラマン-】

幅広い年齢層から愛されるウルトラマンと言うコンテンツはもちろん、毎月基本テレビ作品であるウルトラシリーズが劇場で見られる贅沢感に心惹かれる方多数な同上映会。
こちらも今月の上映スケジュールは以下の予定がされております。


《日時》
・2017年3月18日(土)18:30~
・2017年3月19日(日)16:55~

《上映作品》
「ウルトラマンコスモス」(2001年)
・第6話「怪獣一本釣り」
・第48話「ワロガ逆襲」

《当日鑑賞料金》
・1500円



新たな試みとしてこれまでの「怪獣退治」から「怪獣保護」に移行し、ウルトラシリーズの長年の課題の一つである【怪獣の命】に真っ正面から挑む事で、結果多くの視聴者からの共感を得てシリーズ最多のエピソード数を記録するヒット作となった平和を愛する青き慈愛の巨人・ウルトラマンコスモス。
しかし作品を通しての宿敵となるカオスヘッダーや命を嘲い踏みにじる邪悪な侵略者に対しては強い怒りを持って立ち向かう赤き強さも兼ね合わせており、今回の2エピソードではそんなコスモスの両面の活躍が見られる充実のラインナップでもあると言えます。

さらにこの【ウルトラ大全集】恒例の特別ゲストを招かれてのトークライブですが、今回はコスモスと共に地球の平和と怪獣保護に尽力した特捜チーム・TEAM EYESの少し気難しくもクールな二枚目隊員・フブキケイスケ役を演じられました

・市瀬秀和氏(俳優)

の御来場が決定。
主人公・春野ムサシとの《春風コンビ》が印象的だったフブキ隊員が語るTEAM EYESやウルトラマンコスモスの優しさの秘密に触れる話題に、この時期にピッタリな明るい花が咲くトークライブとなるかもしれません。

そしてこちらのスケジュールは下記の通りです。

《日時》
・2017年3月19日(日)13:00開場/13:30開演

《会場》
・京都みなみ会館特設会場1F

《当日参加料金》
・1000円


なおこの日もトークライブに併せて市瀬秀和氏による、生コメンタリー上映会ならび指定商品購入を条件とするサイン会も行われますのでこちらも是非参加への御検討をおすすめします。

両上映会共に春の季節に相応しい優しさをテーマとするラインナップが嬉しい3月の京都みなみ会館さん。
今月も特撮愛する皆様が奮ってこの京都の2日間に赴かれます事を切に期待しております。

テーマ:特撮 - ジャンル:サブカル

  1. 2017/03/06(月) 12:31:46|
  2. イベント
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ゴジラ1992



今回御紹介いたしますのはこちら。

ホテルグレイスリー新宿ゴジラルーム限定品から映画「ゴジラVSモスラ」より

『ゴジラ1992』

です。


劇中、前作の戦いでメカキングギドラと共に小笠原海溝深くに沈み眠りに付いていたゴジラ。

しかし巨大隕石が同地に落下した影響で復活。
フィリピン沖にてインファント島から日本に輸送中のモスラの卵を襲撃するも、直後にモスラ幼虫が孵化し両者のバトルが勃発。

さらにバトラ幼虫までもが乱入し戦いが混迷を極める中、突如海底火山が噴火しゴジラとバトラはそれに飲み込まれる様に姿を消す。

だがゴジラがこれで滅びるはずもなく、それどころか1500度ものマントルの中を無傷で通過し、噴火を起こしている富士山の火口から出現すると言う桁外れの離れ業を披露。
その常識を越えた生命力に誰もが戦慄するしかなかった。

そしてゴジラは横浜・みなとみらい21を舞台に成虫と化したモスラとバトラとの三つ巴の決戦に挑み、横浜の夜を揺るがす息も吐かせぬ激闘の末に驚きの展開を経て、やがてゴジラ自身もまた凄絶な結末を迎えるのだった。


本作では平成VSシリーズ3作目に登場し、出番そのものはライバルのモスラの影に隠れて控えめながらも、各々の見せ場で絶大的に魅せる威風堂々たる暴れっぷりによって同映画を大ヒット作へと至らしめた通称・バトゴジをオーナメント化しております。


2015年4月にオープンしました新宿東宝ビル。
その屋上のテラスに設置されました実物大のゴジラヘッドは、新たな新宿歌舞伎町の象徴として今も圧倒的存在感を常に街中に示し続けております。

さらに隣接するホテルグレイスリー新宿では、そんな巨大なゴジラヘッドをすぐ間近にてパノラマで眺められますゴジラルームを開設。
徹頭徹尾、怪獣王一色にコーディネートされた贅沢極まるこだわりの室内空間は直後から予約客が殺到し記録的な予約待ち状態が続く程の大盛況を収め、開設から2年近く経ってもなお連日歌舞伎町ならではの唯一無二の絶景を求めて予約止まぬ名スポットとなっています。

そしてこのゴジラルームの人気の一つを担うのが同ルーム宿泊者へのゴジラグッズプレゼント特典。
この特典でしか手に入らない限定品の数々はどれもがファン大垂涎のプレミア価値を持つ物ばかりですが、その中でも筆頭の注目度を誇るのが今回のオーナメント。

ゴジラのオーナメント作品と言えば特撮大百科シリーズ以外に見当たらず、これもその例に漏れる事なく提供者はもちろんお馴染み株式会社キャストさん。

このような最高の大舞台にまでその名を馳せるキャストさんの影響力の大きさに改めて触れた事で、長年の特撮大百科愛好家としても感涙物の誉れ高さをも感じさせてくれます。

そして栄えあるゴジラヘッドのモデルに抜擢されました平成VSシリーズでも特に精悍な容姿として評価されていますバトゴジ。



その趣旨を反映して製作されました同作も、ここだけの限定品に恥じぬ本気度200%な荘厳のクオリティです。

まず目を見張らせてくれるのが、やはり新宿の顔にもなったその頭部。

その力強き目力の印象深さを与えるオレンジ色の虹彩の輝きはまさに透き通る様な色使いで巧みに表現。
頭頂部のラインを始めとする、顔面に走るバトゴジ独特のヒダの細やかな忠実さはこれ以上に無く職人芸と呼ぶに相応しい良きキレ味での再現です。

もちろん口内も2列の歯並びや舌の形状等一切抜かりなく、実物大のゴジラヘッドと見比べても見劣りほとんど無しの高い完成度で魅せてくれます。

さらにモスラやバトラと言った空飛ぶ怪獣を相手にしたバトゴジならではの新しいギミックとなる頭部の上下動作を可能とする、特徴的なガッシリとした太く蛇腹状の頚部にも緻密さ映える立体感を含ませており、ワンポイント以上の見所として本作での天を見上げるバトゴジのパワフルな威厳ある表情をより鮮明に際立たせる絶大な効力が発揮されています。

そして平成ゴジラらしい生物感あるリアルな質感に戦闘的なバランスの良さを織り込んだ体格のディテールも、筋肉の隆起から爪先の一本一本に及ぶまで精緻な再現度で勇猛と言う言葉がこの上なく似合う躍動感あるポーズを演出。



背後からゴジラの個性を顕著に映し出す背ビレの配列や、長く活き活きとしなる尻尾の冴え渡る描写も文句なしの仕上げぶりです。

また付属のホテルグレイスリー新宿とゴジラルームの刻印が記された専用台座も、同作のゴジラにより格調高さをもたらす逸品となっております。



ちなみに本作を収納する箱自体も従来の特撮大百科とは一線を画する高級感に溢れたデザインと構造で重宝する雰囲気を為しています。

これぞ新宿東宝ビルとゴジラルームへのキャストさんの想い全てを惜しみなく形にしたと言っても過言では無い会心作。
なおゴジラルーム限定オーナメントはもう1タイプ存在しますが、そちらはぜひとも直接赴きかけがえのない宿泊の思い出の一つとして手に入れたいものです。

テーマ:特撮 - ジャンル:サブカル

  1. 2017/03/05(日) 00:14:14|
  2. ゴジラオーナメント特撮大百科
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