特撮大百科DREAMS

超スローペースではありますが、業界屈指のクオリティとバイタリティを誇る【特撮大百科】シリーズのレビュー。ならびそれらを製作・販売している実力派メーカー【株式会社キャスト】関連のイベント等の御紹介をメインとする専門ブログです。

鎧モスラ 羽化



今回御紹介いたしますのはこちら。

ゴジラオーナメント特撮大百科シリーズから映画「モスラ3 キングギドラ来襲」より

『鎧モスラ 羽化』

です。


劇中、現代に現れ子供達の生命エネルギーを狙うキングギドラに戦いを挑むも全く歯が立たないモスラは苦肉の策として、まだキングギドラが未熟な1億3000万年前の白亜紀へと時空を超えて飛び立つ。

さらにそこでも大苦戦を強いられながらも、辛うじて過去のキングギドラに勝利を納め、そのタイムパラドックスによって現代のキングギドラも消滅する。

だがその代償として深手を負ったモスラはその場で息絶え、さらに消滅したキングギドラも過去での奇策でまさかの再生。
自体は最悪のシナリオを迎えようとしていた。


しかしモスラもまた白亜紀時代に生息した原始モスラ達の協力で繭に包まれ、その中で1億3000万年もの時を掛けて蘇生ならび更なる進化に成功。

断崖より出現した繭からはより強固さに特化する新たな姿を得たモスラが奇跡の復活を遂げ、聖剣の如き輝きと鋭さを放つ羽を雄々しく形作ると、地球の未来を賭けたキングギドラとの最終決戦に臨むのだった。


本作では一体のモスラの成長劇を主軸とするシリーズの集大成でもある、鎧モスラの感動的な誕生の瞬間をミニチュア化しております。

歴代モスラはおろか東宝特撮怪獣の中でも最強の呼び声の高い鎧モスラ。
しかしその優れた実績に反してあまり商品化に恵まれないジレンマを払拭するかの如く、特撮大百科らしいオンリーワンなシチュエーションの妙でその持ち味を追求する本オーナメント。
それゆえ同シリーズでは幼虫と比較しても明らかに不遇であるモスラ成虫の久々の新作としての光彩も一際輝かしい物を感じさせてくれます。

そしてその輝きを象徴する様に鎧モスラと言えば如何なる苛烈な攻撃をも撥ね除ける、ほぼ全身に纏われた堅固な外皮。

まさに磨き抜かれた鋼の如き圧倒的硬質感と、その脈動をも伝わってくる生物的なしなやかさの絶妙な兼ね備えぶりを反映したフォルムの再現度は、見紛うなく納得の忠実さ。

シルバーを基調としたメタリック塗装もこれまでのメカニカル系作品とは異なる趣きで、己の命を賭けて使命を果たそうとする者としての気高さすら漂わせる鮮やかな光沢感をはっきりと描写しています。

さらに頭部と胴体の間に位置する頸部の塗り分けもバッチリです。

力強く天を仰ぐその頭部もまた、凛々しいと言う言葉がこれ程似合う怪獣は無いであろう険しくも闘志に溢れた顔つきを緻密に表現。
特にコバルトブルーに煌めく複眼の秀でた仕上がりは、思わず吸い込まれそうな澄んだ魅力を宿す圧巻さです。

なお額部の群青色な単眼も抜かりなく、密かに目が行くアクセントを為しています。

剥き出しの腹部も鎧部分と調和の取れた、強い生命力を迸らせる造りが見受けられます。

しかし本作の一番の目玉ポイントとなるであろうが、やはり鎧モスラの肩口から伸びる発達途上の羽。



クリア素材で模られた事による羽化したばかりの不安定さのリアルな演出はもちろん、それ以上にほんのりと未成熟な羽に広がるライトブルーが織り成す精彩に一点の濁りも見当たらず。
なによりここからあの無敵の切れ味を誇る猛々しく鋭い巨大な羽へと完成される躍動的瞬間ならではの、感動のイマジネーションを掻き立て高揚感を導く実に神秘的な美を示す造りです。



ちなみにギニョール再現も意識してか裏面に関しての塗装等は省略化されております。

僅かに残る繭が印象的な専用ベースも、鎧モスラ誕生のドラマチックさの演出効果を程良いサイズで抜群に発揮する情景力の高さが伺える完成度です。

今回も発想力の勝利で鎧モスラの更なる魅力を開拓した言っても過言ではない壮観さ。
羽化と言う他の怪獣に無い個性を持つモスラ成虫だからこそ、この路線を貫いての商品展開も十分に有りである事を納得させてくれます。
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テーマ:特撮 - ジャンル:サブカル

  1. 2017/02/20(月) 00:00:10|
  2. ゴジラオーナメント特撮大百科
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東宝特撮映画ブロマイド全集EXシリーズPART5



今回御紹介いたしますのはこちら。

『東宝特撮映画ブロマイド全集EXシリーズPART5』

です。

京都みなみ会館さんでの【大怪獣大特撮大全集】をはじめとした各種上映会等で度々行われております、上映作品に縁深い豪華ゲストをお招きしてのトークライブ&サイン会。

そのサイン会への参加の必須アイテムとして他の紙物商品と比べても群を抜いたコンスタント性で定着したこのEXシリーズ。

その図柄の一点特化な仕様からもまさにサイン会と言う特別な舞台にこの上なく適合した花形商品となっています。

そして本来はそれらイベント限定ながら今回もMEMBERSの伝手で私の手元にやってきましたのが

・『暴龍アンギラス1955SP』(ゴジラの逆襲)

・『深海探査艇わだつみSP』(日本沈没(73))

の厳選計2種です。

ゴジラ最初のライバル怪獣にして国内初の四足怪獣でもある初代アンギラスをフューチャーした『暴龍アンギラス1955SP』



シリーズ随一の野性味溢れる死闘を大阪にてゴジラと展開した初代アンギラスの勇猛なる劇中での肖像を様々なアングルから収録した10枚を封入。

暴龍の冠に恥じぬ猛々しい激戦の記録はモノクロ調のブロマイドとの相性も良く、その持ち味でもある他種の生物への燃えたぎらんばかりの闘争心をも図柄に克明と写し出しています。

また上記の10枚と併せて

・「暴龍アンギラス1955 粘土原型」

さらには幻のゴジラと呼ばれる通称「ジャイガンティス」こと

・「《ゴジラの逆襲》海外版用着ぐるみ(未使用)」

の2枚も収録。

どちらもそうそうお目に掛かれる写真でも無く、まさにこのブロマイド集のボーナス図柄とも呼ぶに相応しいセンスに満ちた内容です。

そして光届かぬ深海にて日本と言う国が迎える歴史上最大の危機に真っ先に直面した探査艇わだつみにスポットライトを当てた、その渋いセレクトに趣深い魅力を感じさせてくれます『深海探査艇わだつみSP』



実在する深海探査艇「しんかい2000」をモデルとしてある事もあって、SF色強い東宝特撮メカニックの中でも映画の作風損なわせないリアリティを重視した無骨なデザインから密かに愛好者も多く、2006年のリメイク版「日本沈没」でも最重要な局面で活躍し往年のファンを大いに驚かせました。

また特撮大百科でも食玩版ゴジラオーナメント特撮大百科ver.2でのラッキーフィギュアとして2種リリースされ、その後も色々なシチュエーションが再現されたりと探査艇わだつみの人気の高さを反映する商品展開が為されています。

その別ジャンルからの一端となる本作も同EXシリーズの伝統の一つに則ったモノクロ調によるわだつみ尽くしな全12枚。

趣旨としては劇中シーンよりもむしろ撮影シーンに重きを置いており、撮影用ミニチュアのわだつみを囲んでのスタッフによる製作光景は大変情熱的な雰囲気で紙面を雄々しく飾っています。

もちろんミニチュア以外にも船上に配置された1トンもあったと言う実寸大サイズのわだつみや、それを搭載する超重機船「へらくれす」に当時の美術班による渾身のプロ魂に涙も禁じ得ぬ緻密極まる完成度を誇るセットであるわだつみのコックピット、と充実さではこれまでのブロマイドに勝るとも劣らぬ秀でた図柄が揃っています。

ただそんな趣旨ゆえに敢えて除外したのかもしれませんが、それでもケルマディック号や乱泥流脱出シーンが収録されてないのは些か残念だったりもします。

なおこちらには特典として映画「日本沈没」でも特技監督を担当されました

・中野昭慶特技監督

の肉筆サイン入り大判(B5)フルカラーブロマイドが付属。



「爆発の中野」の真髄たる名シーンと同ブロマイドの主役たるわだつみを大々的に組み合わせた図柄と、その上に毅然と字を走らせる中野昭慶監督の躍動感ある筆使いが非常にダイナミックな1枚に仕上げております。

今回もアンギラス・わだつみ共に高満足度必至な唯一無二のブロマイド集。
サイン会にて本領を発揮するEXの快進撃はまだまだ続きそうです。

テーマ:特撮 - ジャンル:サブカル

  1. 2017/02/15(水) 00:20:31|
  2. 東宝特撮映画ブロマイド全集
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ゴジラ対ラドン



今回御紹介いたしますのはこちら。

ゴジラオーナメント特撮大百科シリーズから映画「三大怪獣地球最大の決戦」より

『ゴジラ対ラドン』

です。


劇中、日本近海の太平洋上に出現したのち横浜港から上陸を果たしたゴジラ。

しかし同時に阿蘇山の火口から出現したラドンも横浜に飛来。

横浜市内で対峙した両怪獣は互いを倒すべき強敵と見做し闘争心趣くままに戦闘を開始。
一歩も譲らぬゴジラとラドンの戦いはやがて決闘の地を富士山麓にまで移す事で更に苛烈さを増し、それに巻き込まれる形となった人々も戸惑い逃げ惑う阿鼻叫喚の有様となる。

両者の戦いはそれぞれの持ち味を活かした激しい攻防が繰り広げられ長期戦の模様を見せるも、空を自在に飛び交うラドンが一歩有利に立ちそのトリッキーな速さに翻弄されたゴジラは堪らずダウンを奪われしまう。
さらにダメ押しとばかりに、地面に倒れたゴジラの背ビレを鷲掴みにしたラドンはゴジラの抵抗をものともせずにそのまま空高く飛翔。
自身を上回る体重差すらも意に介する事なく十分な高度まで持ち上げると掴んでいた背ビレを離し、眼下の鉄塔目掛けて一気に叩き落とす。

百舌の早贄状態は免れるも、さしものゴジラもこの鉄塔への直撃による痛恨の大打撃は相当に効いたかその場で苦痛にのたうつ。

それでもラドンに向ける闘志は失われず、怪獣王の意地を見せ付けるが如くすぐさま立ち上がり怒りの反撃を開始する。

そして偶然ながらも、この攻撃で両怪獣の出現を予言していた金星人を名乗る女性の窮地を救ったが、ゴジラもラドンもその事実を知る由も無かった。


本作では宇宙より来襲した更なる強敵との死闘を控えた前哨戦ながらも、東宝特撮映画の主役作品を持つ者同士として映画の大きな見せ場を作る事となった、ゴジラとラドンのタイマン勝負の1シーンを造型化しております。

特撮作品においてしばし使用されますギニョール技法。
基本的に着ぐるみの代役と言う立ち位置ながらも、逆に言えば着ぐるみでは出来ない事を代わりに実現してみせ作品をよりドラマチックに形作る、もう一つの特撮の偶像であるのも否めず、関心度には一歩及ばずとも貢献度に関してはひけを取らない重宝な存在でもあります。

そして同オーナメントもまたゴジラとラドンと言う二大怪獣が見せたそんなギニョールならではの活躍の好例を再現。

怪獣二体分と言う本来なら結構なボリューム感を意識させる内容ながら、全体的にコンパクトさが滲み出ており、そこからも劇中での遠景の雰囲気がよく出た纏め方だと言えます。

またラドンやゴジラもギニョールならではの質感や表情を忠実に模り、特に目元辺りに顕著に表れている着ぐるみ版とはまた違った愛嬌深さは刮目のポイントです。

もちろん両怪獣の一見のラフさの後に伝わる鮮明な造型美を押さえたディテールも、精微行き届いたそれぞれが持つ特徴の再現度の高さにつくづく感心させられます。



また翼を雄大に広げ意気揚々と滑空するラドンとその脚の下で為す術無く弛緩気味にぶら下がるゴジラの対比が光るポーズも絶妙なバランスで描写。
同シーンの迫力ある躍動感もしっかりとした輪郭を伴った演出が為され、えげつない荒技にしてどこか憎めないコミカルさすらも伝わってきます。



さらにベース上に立つある意味このシーンの象徴とも言える鉄塔も、ゴジラ達に劣らぬクリア素材による精細な造り込みであると同時に、両怪獣の戦いの熾烈さを物語る場面の臨場感の際立て役として欠かせぬ存在力を示しています。

ちなみにゴジラとラドンの造型は完全一体タイプなので残念ながら取り外しは不可能です。

まさに手の平サイズで甦る、画期的なギニョール技術が可能にした更なる怪獣同士の血湧き肉躍る緊迫のバトル模様。
着ぐるみ版と比較しても明らかに商品化の機会が少ないゆえ、こうして一つの作品として世にリリースされた際の喜びの大きさはよりひとしおなのもまた確かです。

なお余談ながらこの
『ゴジラ対ラドン』
は2009年の「フィギュア王」誌上限定販売品と2016年の【ゴジラ誕生祭2016】再販品が存在し、造型としてはほぼ同一ですが今回の御紹介分は後者である事を付け加えさせていただきます。

テーマ:特撮 - ジャンル:サブカル

  1. 2017/02/10(金) 00:02:50|
  2. ゴジラオーナメント特撮大百科
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2月京都みなみ会館さん各種イベント 告知

何かと忙しない時期ではありますが暦は2月に突入。
まだまだ寒い日が続いておりますが、体調不良やインフルエンザなどに御注意されておりますか?

かく言う私は今年も予防接種をしてないのにその傾向は一切見られず、相変わらず無駄に免疫力が高い自身に自画自賛気味になりがち。

その分ある時は農作業中にトラクターから振り落とされたり、ある時は職場で鼻血が出ているのに気付かず同僚に悲鳴を挙げさせたりして、どうやらこの辺のバランスは上手く取れているようです。

まあこんなしょうも無い近況はともかく、今回は2017年も寒さ暑さ無問題とばかりに毎月選りすぐりの特撮作品を提供し続けます

・「京都みなみ会館」さん

でのこの2月開催の各種特撮イベントの簡単な御紹介とさせていただきます。

まずはやはり回を重ね続けて今や同地を特撮ファンの聖地へと上り詰めさせた栄えあるこの古今東西特撮映画銀幕上映会

【超大怪獣大特撮大全集SDXPART1】

昨年からの年3シーズン制を継続し、さらにはSDXならではの新展開を盛り込みますますの盛況に努めておられますが、そんな今月のスケジュールはこちらの予定となっております。

《日時》
・2017年2月25日(土)20:15~
・2017年2月26日(日)18:20~

《上映作品》
・「怪獣大戦争」(1965年)
・短編特撮映画1本



《鑑賞料金》
・当日券/1800円

この作品はまだ超大怪獣大特撮大全集ではまだだったのかとちょっとした意外性を感じさせる、シリーズ初の侵略宇宙人登場にしてシリーズ唯一の怪獣王の宇宙戦を描くゴジラ第6作目。

ラドンとのタッグによる宿敵キングギドラとの再戦やX星人の悪辣さもあり、前作に増してヒーローとしてのゴジラのイメージが強まってきた作品だと言えそうです。

さらに先月好評を得た短編作品の覆面上映も引き続き大きな注目の的と見て間違いありません。


そしてSDXと並んで京都みなみ会館さんにて同時進行中なウルトラマンシリーズ放送50周年企画

【ウルトラ大全集PART2-きたぞ!われらのウルトラマン-】

こちらも独自路線を貫いて毎月あらゆる世代を直撃するウルトラマン達をピックアップ。
この2月に京都のスクリーンに降臨するウルトラマンならびスケジュールはこちらとなっています。

《日時》
・2017年2月25日(土)18:45~
・2017年2月26日(日)16:45~

《上映作品》
・「劇場版ウルトラマンX きたぞ!われらのウルトラマン」(2016年)



《鑑賞料金》
・当日券/1500円

現状公開済み作品としては最新作となる劇場版ウルトラマンXが早くも同イベントに登場。
「繋がり」をテーマとした新時代のウルトラヒーローな事もあって、今回も観客の心をも一体化しての君と僕の絆を共感し合うユナイトな上映会になるかと思われます。

またウルトラ大全集恒例の特別ゲストをお招きしてのトークライブももちろん2月も併催。

こちらは以下のスケジュールが予定されております。

《日時》
・2017年2月26日(日) 13:00開場/13:30開演

《会場》
・京都みなみ会館1F特設会場

《ゲスト》
・田口清隆監督 

《料金》
・1000円

今のウルトラマンを語る上で決して欠かせない田口監督が京都みなみ会館に御来場。
特撮大百科的な繋がりとしても三和市場怪獣ガサキングα実写化の記憶も新しく、ウルトラマンだけでなく様々な近年の特撮のホットな話題で盛り上がり尽きぬトークライブになる事今から間違いなしです。

なお今月もトークライブ後には田口清隆監督によるサイン会も行われますので、当日参加希望の方は指定グッズの購入をお忘れなく。


ちなみに場所は変わって今週末の

・2017年2月11日(土)13:00~21:00

には、こちらも同企画の定番である

・「So-SPACE」さん
東京都渋谷区千駄ヶ谷3-16-3シルヴァキングダム1F

を会場に、かの【大阪怪獣談話室】の出張版

【東京怪獣談話室】

の開催も決定。
今回も特撮大百科の最新人気商品目白押しの買って良し、語らって良しな華の都の交流会となりそうです。

京都も東京も寒さ厳しい中ではありますが、それこそインフルエンザ対策を怠らず当日は各イベントを心ゆくまで堪能されてください。

テーマ:特撮 - ジャンル:サブカル

  1. 2017/02/06(月) 12:51:58|
  2. イベント
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クレクレゴジラアクリルキーホルダー



今回御紹介いたしますのはこちら。

『クレクレゴジラアクリルキーホルダー』

です。

昨年の「シン・ゴジラ」公開を記念して
・庵野秀明監督
繋がりで実施されましたコラボレーション企画

・【ゴジラVSエヴァンゲリオン】

それぞれ日本の特撮・アニメ文化を代表する二大巨塔の奇跡のコラボは告知直後から大変大きな話題を呼び、様々なグッズ展開で進められた企画自体も大成功を収め、結果社会現象にまでなった映画の大ヒットにも多大に貢献。
その後も2016年を代表するセンセーショナルな存在となったゴジラはあらゆる企業やアニメとのコラボに務めました。

そしてこのたび株式会社キャストさん主導の下、それらに続く更なるゴジラコラボ企画が実現。

それが今巷で話題の明るく楽しく何でも欲しがるマスコット系傍若無人怪獣

「クレクレタコラ」

岩をも通すクレクレ精神は見事、作風のニュアンスは異なれど畑は同じ東宝特撮の大先輩たる怪獣王ゴジラとの共演の座を得るにまで至ったようです。

まさに夢の東宝特撮コラボですが、この商品化第1弾となりましたのが同キーホルダー。

近年目を見張る程に意欲的な新ジャンルの開拓に挑むキャストさん発の特撮グッズにおいてキーホルダーは初めてとなり、これもまたそんな記念すべきアイテムのスタートを飾るのに相応しい題材としての風格に溢れていると言えます。

なお今回販売されましたキーホルダーの絵柄はこの計3種です。

・「ゴジラとタコラ」(モスラ対ゴジラ)


・「モスラとチョンボ」(モスラ61)


・「アンギラスとタコラ」(地球攻撃命令 ゴジラ対ガイガン)


肝心のゴジラとタコラがコラボした絵柄そのものは1種のみではありますが、それでも企画の趣旨に不満を感じさせない説得力もこれらの作品から放たれるしたたかな愛ゆえでしょう。

モスゴジの尻尾に噛みつくタコラ。
モスラの羽化に祈りを捧げるザ・ピーナッツならぬザ・チョンボーズ。
アンギラスと吹き出しで会話するタコラ。

ゴジラを筆頭とする東宝特撮怪獣達にもクレクレタコラ独自のユルさを重ね、それぞれの映画における名シーンをパロディ化した柔和なタッチのイラストは同企画の要点となるであろう、思わずクスリと来るコミカルさを遺憾なく発揮。

全てに綴られた「クレクレゴジラ」のロゴも脱力系な絵柄に絶妙な張りを与える画期的なアクセントを成しております。

アクリル素材の作りもそのほのぼのとしたキーホルダーの雰囲気にマッチした軽い触り心地を提供してくれます。

ちなみに個人的に一番のお気に入りは「モスラとチョンボ」
マニアックなネタを絡め、更に脇にひっそりと添えられた原子熱線砲が実に良い感じです。

想像以上のゴジラとクレクレタコラの親和性の高さを証明する形となった同商品ですが、公害怪獣繋がりのヘドラに、タコ怪獣との関わり深いフランケンシュタインとガイラ。
そして他の歴代ゴジラとの共演も果たす第2弾キーホルダーが今後リリースされるのか?
もしくは別の方向にも発展させ、このバラエティに富んだコラボをより充実させるのか?

今回の3種のキーホルダーもそんな作ってクレクレな淡い予感に期待を巡らせられる、まさに怪獣王の懐の広さとタコラの自由さを象徴する異色の組み合わせゆえの無限の可能性に満ちた企画の賜物です。

テーマ:特撮 - ジャンル:サブカル

  1. 2017/02/05(日) 00:03:56|
  2. その他
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