特撮大百科DREAMS

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キングコング:髑髏島の巨神



私なりの怪獣道の流儀として、本当は昨日の公開初日に観に行きたかったのですが…。
いろいろと抗いきれぬ大人の都合が重なりその日の朝は枕を涙で濡らす羽目になりましたが、すったもんだの末に無理を通して道理を引っ込め半ば強引にながらも上司からの御理解を頂く事に成功!

枕も乾いた本日無事朝一番で映画館に赴く事叶いました。

お目当てはもちろん、今全世界の怪獣愛好家からの話題の視線独り占めな超大作であるこれ!


「キングコング:髑髏島の巨神」


1933年に衝撃のスクリーンデビューを果たし、あの「ゴジラ」にすらも絶大な影響をもたらした現代特撮の祖として映画史に燦然と輝く不朽の名作「キング・コング」

その人気の高さを証明する様にこれまでに1976年と2006年に二度リメイクとなる作品が作られてきました。

しかし現在最もホットな実力で名を馳せる海外特撮映画クリエーターな

《レジェンダリー・ピクチャーズ》

が、これを初のメジャー大作とする新鋭監督

・ジョーダン・ボート=ロバーツ氏

を抜擢し、他にも実力派スタッフを揃え完成に至った今回の「髑髏島の巨神」はリメイクでも続編でも無い、完全リクリエーション(再創造)で設定も内容も展開も観点も全く新しいキングコングを構築。

世界的に怪獣文化への注目度右肩上がり急上昇中な今日において、これで心熱くならないファン等皆無に違いありません。

当然その端くれ中の端くれである私もまた新生キングコングとのスクリーン越しの邂逅に体温が2~3℃程上がるくらい楽しみな日々を過ごしてきましたが、それでも鑑賞前にちょっと気になる懸念が…。

それは高知県内での一日の上映回数の少なさ。
いくらPG-12の年齢制限が設けられていると言っても、初日から字幕・吹き替え合わせて4回はさすがに話題作としてどうかと疑問と不安もありました。

しかしいざ怪獣絵師こと開田裕治氏が手掛けられた大迫力の日本版ポスターが迎えてくれます劇場内に入ってホッと一安心。
2日目も満席御礼状態の客入りを目の当たりにし、以前から感じていた高知県民の怪獣好きの相変わらずの不変ぶりに自然とガッツポーズすら繰り出してしまいました。


なお今作のあらすじは大まかにこんな感じです。


ベトナム戦争終結直後の1973年。
アメリカ合衆国直属の特務研究機関《モナーク》の研究者であるランダは、人工衛星から発見された永久暴風雨に囲まれる孤島《髑髏島》の地質調査を名目に、アメリカ兵や科学者らを招集しての大規模な遠征隊を結成。
未知の危険が危惧される人類未到の髑髏島に軍用ヘリ部隊で到着した遠征隊は、そこで島に棲息する生物への配慮も無い爆発を伴う地質調査を開始する。

しかしこの行為が島の巨神《キングコング》の怒りを買い、その姿と力による裁きの鉄槌を下された遠征隊の面々はやがてキングコングだけでなく驕れし者に牙を剝く髑髏島そのものの恐怖に晒される事となる…。


ベトナム戦争直後と言う近年の米国においての激動期を背景した物語も、まさにこの時代を象徴する映画「地獄の黙示録」の緊張感に怪獣映画のカタルシス要素を見事に融合させた迫真性抜群の雰囲気を巧みに演出。

個人的には少々意外性に欠ける当たり障りない展開な印象も受けましたが、逆に言えば弱者の立場から未知の脅威に立ち向かう人類と言うパニック物の王道を貫き、誰もが受け入れやすい明快な堅実さが表れています。

しかし同映画での最大の見所はもちろんタイトルを堂々と飾る巨神キングコング。

1933年版キングコングへの原点回帰を図った二足で力強く大地に立つ荘厳さ溢れる勇姿。
降りかかる火の粉は何であろうと容赦なく真っ向から叩き潰す痛快極まる暴れっぷり。
そして歴代キングコング2番目の31.6mの巨体。

その全てがまさにキングコングをモンスター然とした巨大なゴリラでは無く、一頭の大怪獣として惜しみなく描写されており、画面を揺るがし続けて止まぬダイナミックな大立ち回りは日本人にも馴染み深い怪獣映画の真髄をも有り有りと見て取れます。

一方でキングコングの持ち味となるもう一面もこれまでとはまた違う印象で実に男前に描かれているのも注目です。

さらにキングコング以外のコングの宿敵格である獰猛なスカルクローラーを始めとする髑髏島の怪獣達も勝るとも劣らぬ圧倒的存在感で映画を盛り上げ、独特ながらも過去作へのリスペクトがふんだんにこめられた秀逸なデザインによる怪獣達が織り成す遠征隊襲撃やキングコングとの肉弾戦は、時に目を背けたくなる衝撃的場面も含めて瞬きすら忘れる興奮の連続を提供してくれます。

島の運命すら揺るがしかねない様々な思惑が交差する登場人物側のドラマも、豪華キャストの名演技も相まっての退屈させない駆け引きで見せ場の数々を作り上げ感動のラストに導いていること間違いなしです。

また映画本編の随所に散りばめられたサブカルチャーをこよなく愛するロバーツ監督ならではの、思わずニヤリと来るあらゆる映画やゲームにアニメからのオマージュやリスペクトの数々も見逃せません。

何より本作は2014年の「GODZILLA ゴジラ」と世界観を同じとし、2019年の「GODZILLA KingOfMonsters」を経て、2020年の「GODZILLA VS KONG」へと続く通称・モンスターバースシリーズの前日譚となる記念碑的一作。

そしてこれ単体でも「王」の名を冠するに相応しい《キングコング》の勇猛苛烈な活躍を前に高鳴り止まぬ胸の鼓動と合わせて打ち震えるエンターテインメント性満載の怪獣映画として掛け値無しの秀逸さ。

今年は「キングコング:髑髏島の巨神」をラインナップとした
【レジェンダリーチャンピオンまつり】
は確実に今の怪獣ブームの強烈な追い風となって我々の心の中の炎をいつまでも絶やす事なく燃え上がらせてくれるはずです。

だからこそエンドロールになっても絶対に席を立たずに最後まで見て欲しい!
私の今日の鑑賞でも約半分以上がエンドロールに差し掛かると同時に劇場を出て、そのあまりの勿体なさを思うと今でも他人事ながらつい涙が込み上げてくるほどなので…。


しかし次に持つは先日正式タイトルとバックストーリーが発表された、国内初の長編アニメーションゴジラ映画



「GODZILLA 怪獣惑星」

2017年11月の公開が決定され、今から2万年後のゴジラを頂点とする怪獣達に支配された地球を舞台に宇宙へと追いやられた人類の支配権奪還作戦が展開される、これまでのゴジラ作品になかったディストピアを地で行く実に衝撃的な内容。

しかもこちらも壮大な3部作構成となるらしく、まさに今から2017年の邦画の大きな期待株となるのは火を見るより明らか。

世の怪獣を愛する人々の嬉しい悲鳴と共に眠れぬ夜はまだまだ続いてくれそうです。
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テーマ:特撮 - ジャンル:サブカル

  1. 2017/03/26(日) 19:56:45|
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