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特撮大百科DREAMS

提供元C社の優しさ()とやら故に最新作の御紹介は基本困難としておりますが、業界屈指のクオリティとバイタリティを誇る【特撮大百科】シリーズから年代問わずランダムに選んでのレビューをメインとする個人的趣味全開のオタク系ブログです。毎月5の倍数日の更新を心掛けております。

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大巨獣ガッパ羽田空港親子再会ビネット《ガッパ雌》



今回御紹介いたしますのはこちら。

徳間書店HYPER HOBBY誌上限定販売品から映画「大巨獣ガッパ」より

『大巨獣ガッパ羽田空港親子再会ビネット《ガッパ雌》』

です。


劇中、南海の孤島・オベリスク島の守り神と崇められ何万年も前から島内に暮らしていた伝説の夫婦怪獣として登場。

しかし日本人に私利私欲で生まれたばかりの我が子が連れ去られた事を知り悲痛な叫びを挙げて激怒したガッパ夫婦は怒りのままに島の集落を壊滅させると、仔ガッパの救いを求める声が聞こえる日本に向けて飛び立つ。

そして日本へと飛来したガッパ夫婦は我が子を求めて上陸地点の熱海で口から放つ熱線や怪力を駆使して暴れると、そのまま河口湖に潜伏。

しかし自衛隊による弱点である不協和音を大音量で鳴らされ湖から追い出されるも、この際周辺の街に甚大な被害をもたらす。

その後も京浜工業地帯を破壊しつつも、ひたすらに我が子を探し求め続ける親ガッパ達。

その姿とオベリスク島の少年の純粋な訴えに心打たれた人々は遂に仔ガッパの返還を決意。

羽田空港で解放された仔ガッパの呼び声が届いたガッパ夫婦もまたすぐさま空港に駆けつけ、ようやく果たした親子感動の再会を翼と翼触れ合う様に歓喜の叫びを響かせる。

やがてまだ上手く飛べない仔ガッパに飛び方を教えた親ガッパ達は夜明けと共に、真っ赤に燃えた太陽を目指し仲良く親子故郷のオベリスク島へと帰るべく日本を飛び去るのだった。


本作ではガッパ雄と常に連れ添い夫と共に我が子を救うべく人間達を相手に獅子奮迅する妻にして、何より愛し子を想い気に掛けて止まぬ慈愛に満ちた母としての両面を画面を通して、当時としては珍しい女性怪獣である事を克明に示し続けたガッパ雌をフィギュア化しております。

熱海に上陸した際に何故か茹で蛸を咥えていた事をよくネタにされるガッパ雌ですが、これもお腹を空かせているであろう仔ガッパの為に用意した母性からと言う裏設定を知れば、遠く離れた孤島からなりふり構わず仔ガッパを救う為だけに飛来した事実と併せて、怪獣にも確かな親子愛が存在する証明の一つである事に違いありません。

そして本作はそんなガッパ親子の愛情深さを惜しみなく発揮した最高の感動の瞬間に最大級の敬意を払うべく、旧イワクラ黎明期の造型技術の粋を集結して完成させ、10年以上の歳月を過ぎてなお今も特撮大百科関連作品における屈指の大傑作と評される羽田空港親子再会ビネット。

その中の一体であるこのガッパ雌も他の二体同様に、再現が最も難しいと言われるガッパフィギュアの金字塔たる断トツのハイクオリティを誰の目にも瞭然に誇示されています。



ポリストーン素材で造られている事でさらに拍車が掛かるズッシリとした手応えが嬉しい全高150mmものビッグサイズが醸し出すスケール感。

そしてその特徴からの利点を最大限に活かしたディテールの行き届きはまさに驚嘆のビジュアル再現度です。

母性的なしなやかさある体躯を飾る刃物の様な鋭さを備えた全身をビッシリと覆う鱗の一枚一枚から漂う情熱込もった立体感抜群の仕上がり。

静かに折り畳まれながらも折り目の美しさからその荘厳な趣きが伝わってくる巨大な翼の精彩さがその圧巻の存在感をアピールしています。

さらに喉元や首筋、翼の一部に生えるふさふさの体毛素材の枠を越えてリアルな質感を演出した入念の模りぶり。



背後から見る後頭部から尻尾の先端までの流れる様に整ったプロポーションも構成する様々なパーツの緻密さと相成って実に妙冴える見栄えが有り有りと伝わってきます。

しかしガッパ雌固有ならではの特徴となるのがやはりその表情に他ありません。

ガッパ雄と比べると小ぶりな鶏冠の下に浮かべる目の前の仔ガッパに向ける優しく喜び噛み締める顔つきは、まさにこのガッパ雌だから可能な満ち溢れる母性の体現。
その心境すらはっきりと形にして表す徹底した入念さでこれ以上無い程の繊細な再現に至らしめたプロの技術力と心意気には、こちらもひたすらに称賛せざるを得ません。

さらに両腕を前に突き出しゆっくりと歩を進めるポージングによる、まさにその動作の情景が鮮明に浮かぶ臨場感も格別の素晴らしさ。

同梱の『仔ガッパ』と組み合わせる事で劇中の抱擁シーンまで再現出来る仕様は言わずもがなの、購入者の満足感をどこまでも追求する至れり尽くせりの心配りであると言えます。

ただし先述の通り、本作は全て壊れやすいポリストーン製なので組み合わせの際は細心の注意が必要です。

後に発展を続ける特撮大百科シリーズの大きな指針となった作品として、これもまた愛する夫や子供共々に色褪せる事なく輝き続けている紛れもない至高の逸品です。


そして来るべき2017年4月22日は
「大巨獣ガッパ」
公開50周年を迎える記念すべき節目の日。
今回もまた日活唯一の特撮映画の主役にして、怪獣史に残る深い親子愛で観客に暖かい涙を誘ってくれましたガッパ親子へのお祝いと、いつか新作と言う形でスクリーンに帰ってくる日が来ます事を期待しながら今回の更新に変えさせていただきます。


HappyBirthday大巨獣ガッパ!!
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テーマ:特撮 - ジャンル:サブカル

  1. 2017/04/20(木) 00:03:37|
  2. ガッパ特撮大百科
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