特撮大百科DREAMS

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ナタール人



今回御紹介いたしますのはこちら。

ゴジラオーナメント特撮大百科ver.1,5から映画「宇宙大戦争」より

『ナタール人』

です。


劇中、宇宙ステーション急襲を発端に地球の植民地化を目的に侵略行動を開始した怪遊星人ナタール。

しかし地球人もこれに黙っているはずがなく、調査の結果ナタールが月面に潜伏している事を突き止めるとこれに対抗すべく、国連は安達博士やリチャードソン博士を中心とした計16人による調査隊を2基の宇宙船・スピップ号と共に月へと送る。

途中ナタールによる妨害を受けながらも何とか切り抜け月に到着した調査隊はそこで地球侵略の為の前線基地を発見する。

ナタールの高度な科学力の象徴たる移動要塞でもある基地を目の当たりにし思わず気圧されるも、その侵攻を少しでも食い止める為に月面探査車に搭載してある熱線砲での攻撃を決定する。

ところが熱線砲を取りに戻ったメンバーの紅一点である白石を突如無数のナタール人達が暗がりから襲撃。
丸腰ながら数の暴力で恐怖に慄く白石を追い詰め絶体絶命の窮地に陥れる。

も、間一髪で異変を感じて駆け付けた勝宮によって白石は助け出され、ナタール人達も勝宮が手にする熱線銃で撃ち抜かれ次々と倒れる事となった。


しかしナタールもまた決死の覚悟で抵抗を続ける調査隊を嘲笑うかの様にあまりに狡猾かつ非道な罠を仕掛け思い知らせんとするのだった…。


本作では同映画の争乱の黒幕としてまさに侵略者と呼ぶに相応しい、傲慢無礼・傍若無人な言動を振る舞い続けた悪役宇宙人ナタールの正体(?)を造型化しております。

ゴジラオーナメント特撮大百科ver.1の復刻再販品であるver.1,5。
それゆえラインナップも基本的には同一でしたが、その中で封入数少ないラッキーフィギュアながら唯一の新規作品として再度ファン購入意欲をそそる目玉アイテムともなったこのナタール人。

特撮大百科発展期の当時においても実に意表を突く、マニアックなチョイスも同ver.における話題性の確保に一役買ったはずです。

ナタール人と言えばやはり定番の人型宇宙人でありながらも、どこかアンバランスに感じさせる小柄な体格と相成って意思疎通を拒むかの様な冷徹なるクリーチャー然としたその佇まい。

同造型でもその意匠をふんだんに盛り込んだ精彩さを存分に発揮。

武骨な甲冑を思わせる宇宙服を纏い、一方で蛇腹状の両手両足から滲み出る生々しい異形感を併せ持った印象的なデザインも端正に表現されており、その硬質感が伝わってくるツヤも照り美しい絶妙な塗り映えです。



もちろん背部のボンベと思わしき2本の出っ張りも克明な立体感で再現されています。



更にその下に浮かべる感情を一切汲み取れぬ無機質なヘルメットに包まれた頭部も、口部の突起パーツの描写に僅かな省略が見られる事を除けば眺めれば眺める程にそのシンプルさが織り成すスマートな個性を入念に形作っているのがよく分かります。

体を微妙に傾けジワジワと迫り来る様なポーズもナタール人ならではの奇怪さを鮮明に写し出す会心の臨場感です。

怪獣・メカニックばかりが東宝特撮の華では無いを真摯に形にして示したまさに意欲性溢れるラッキーフィギュアの立場に相応しい意欲作。
その画期的な姿勢は後のシリーズでも脈々と受け継がれていくのは今や言うまでもないはずです。
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テーマ:特撮 - ジャンル:サブカル

  1. 2017/06/15(木) 00:03:25|
  2. ゴジラオーナメント特撮大百科
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