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特撮大百科DREAMS

提供元C社の優しさ()とやら故に最新作の御紹介は基本困難としておりますが、業界屈指のクオリティとバイタリティを誇る【特撮大百科】シリーズから年代問わずランダムに選んでのレビューをメインとする個人的趣味全開のオタク系ブログです。毎月5の倍数日の更新を心掛けております。

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GODZILLA BACK TO THE SEA



今回御紹介いたしますのはこちら。

ゴジラオーナメント特撮大百科シリーズから映画「GODZILLA ゴジラ」より

『GODZILLA BACK TO THE SEA』

です。


劇中、サンフランシスコを舞台とする最終決戦にて2体のMUTO相手に劣勢を強いられながらも切り札となる放射熱線を駆使し遂に勝利を収めたゴジラ。
更に都市部での爆発が迫っていた核弾頭もフォード大尉の決死の行動によって沖合へと運ばれ、サンフランシスコは完全壊滅の危機を免れる。

しかしあまりに激しい戦いによって満身創痍となったゴジラもまた力尽き倒れ伏してしまう。

その後ゴジラとMUTOによる死闘の爪痕を刻む現場に駆け付けた米軍による救助活動ならび事後処理が迅速に行われる中、突如最早死に体だったゴジラが息を吹き返し周囲に緊張が走る。

だが再び立ち上がったゴジラは人々を一瞥する事もなく大地を揺るがしながら海を目指して歩き出す。
そして人々もその雄大な後ろ姿をただ畏敬の念を持って見送るしかなかった。

やがて埠頭に到着したゴジラは一際大きな咆哮を轟かせるとそのまま海に飛び込み、後には穏やかな波間を残し戦いの傷を癒すべく海中深くへと静かに消えていった。


本作ではまさに「怪獣王は救世主か?」のフレーズに相応しい威風溢れる精悍な去り際で、観る者の心を強く震わす感動へと至らしめた通称ギャレゴジのラストシーンを造型化しております。

ALL ENGLISHなタイトルが物語る様に特撮大百科ではこれが初リリースとなるゴジラ2014ことギャレゴジ。

映画公開時の注目度の高さからも、同じく最近同シリーズにて贅沢なギミックを備えての全身再現で初商品化を叶えました逆ゴジやシンゴジに匹敵する話題性で挑める大物と言っても過言ではありません。

が、今回は敢えてその無難さを外したか初手からロープライスなGOMナンバーによるウォーターラインビネットと、近年の傾向を鑑みると珍しいその意表を突く控えめな仕様には、長年特撮大百科を嗜み続けてなお少なからずの意外性を覚えます。

しかしこれも同映画で重宝された焦らし手法の意趣をも盛り込んでなら、少々深読み為過ぎかもしれませんがまさに発想力の勝利と言わざるを得ません。

そして日本版ゴジラに強いリスペクトを示すギャレゴジにおいて最もその象徴であろう、戦い終えて海に帰る大団円な光景にフィーチャーした本作も飾り気の削ぎ具合に定評あるGOMナンバーらしいSIMPLE IS BESTなクオリティが健在。

海に飛び込んだ瞬間を捉える水平ポーズも、透明度高いクリア素材で模られたゴジラが持つ重量感すら伝わる程に勢いよく波飛沫を立ち上げる海上ベースと合わさってダイナミズムな躍動感を鮮明に演出しております。



もちろんギャレゴジそのものの出来栄えも描写された半身の特徴を精巧に物にしており、小顔ながら特徴あるワイルドな生物感を滲み出す輪郭やキレ味鋭い眼光を宿す目からも歴代ゴジラと遜色なき怪獣王としての威圧力を放つ頭部のきめ細かき造りはまさにEXCELLENTの一言です。

一見するとアンバランスに見えつつも力強い重厚さに溢れたガッシリと太い首も喉元のエラまで丹念に彫り深く表現された見所を為しています。



ゴジラを語る上で欠かせず、本作での最重要なポジションでもある天突く様にそびえる背ビレも、剣の如き尖鋭さと漆黒の貫禄の余す所ない再現度による迫力の端正さでこちらもつい見入っては心奮える思いに駆らされます。

またこれもギャレゴジの個性を示す、劇中にて幾度も核攻撃に耐え続けたと語られる頑強な鱗に覆われた表皮も、面積は狭くともその独特の強靭な質感がリアルに伝わってくる圧巻の見応えです。

もしこれが特撮大百科での《モンスターバース》の発端となる作品なら、単体としての優れた良質さに加えて、今後の更なる商品展開にも胸高鳴らせてくれるまさに掴みはOKな快作である事間違い無しです。
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テーマ:特撮 - ジャンル:サブカル

  1. 2017/06/20(火) 00:02:31|
  2. ゴジラオーナメント特撮大百科
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