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特撮大百科DREAMS

提供元C社の優しさ()とやら故に最新作の御紹介は基本困難としておりますが、業界屈指のクオリティとバイタリティを誇る【特撮大百科】シリーズから年代問わずランダムに選んでのレビューをメインとする個人的趣味全開のオタク系ブログです。毎月5の倍数日の更新を心掛けております。

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倉田浜干拓地ゴジラ出現!【イベント限定再販】そして…



今回御紹介いたしますのはこちら。

ゴジラオーナメント特撮大百科COMPLETEシリーズから映画「モスラ対ゴジラ」より

『倉田浜干拓地ゴジラ出現!【イベント限定再販】』

です。


劇中、三重県の五大事業の一つとして、伊勢湾沿岸を一大工業地帯にすべく、埋め立てられ干拓地となった倉田浜。

だがその後、大型の台風8号の直撃で同地は深刻な浸水被害を被ってしまう。

それでも三重県の発展が懸かった大事業を、ここで頓挫させる訳にもいかず、早急な計画再開を目指し急ピッチでの排水作業が開始される。

しかし同時期にやはり倉田浜干拓地にて、大量の放射能が検出された肉片も発見され、その真相を確かめる調査も始まる。

そんな中、排水作業も無事に進み関係者が安堵に包まれた、次の瞬間…

地盤に僅かな異変が生じたかと思うと、激しく大地を揺るがせ、その巨体を起き上がらせる様に土中からゴジラが出現!
その場に居合わせた人々に戦慄が走る。

前作での戦いの後、倉田浜の海底で眠っていた所を知らずに生き埋め状態にされるも、浸水の影響で地盤が緩くなった事で復活を果たしたのだった。

やがて完全にその姿を現したゴジラは、四日市から名古屋を蹂躙しながら通り抜けると、一路名古屋近郊の海岸沿いに位置する静之浦へと突き進む。

そこにはインファント島より流れ着き、強欲な人間達によって掌握されたモスラの卵が存在し、守ってくれる相手がいない今、抵抗する術持たぬ卵に絶体絶命の危機が迫る…。


本作では数あるゴジラの登場シーンの中でも屈指の知名度を誇る、倉田浜干拓地から出現する瞬間のモスゴジの再商品化となっております。

執拗にモスラの卵を狙ったり、それを守ろうとした親モスラを返り討ちにしたり、最終的に双子のモスラ幼虫に仇討ちされたりと、その顔つきの悪さも相俟って同映画では悪役としてクローズアップされがちなモスゴジ。
しかしよくよく考えれば、ゴジラもまた下手すれば、ただ寝てただけでずっと倉田浜の海底に埋め立てられたままだったかも知れず、モスラ同様にここでも人類のエゴの被害者としての一面も否定出来ず。
そう言った意味では、あの手当たり次第の暴れっぷりも至極当然の報復であり、もしかしたらモスラの卵襲撃も、人間の見世物にされるくらいならせめて一思いにの介錯な意もあってでは。
と、次回作で繰り広げられた地球最大のサミットでの「人間はいつも我々をいじめているではないか!」のやり取りも思い起こし、ついその様な解釈をもしてしまいます。

そして「名古屋市美術館」さんで現在開催中の

【ゴジラ展】

会場にて販売中の本作も、怒りの権化たるモスゴジの、一層の決定的瞬間をチョイスした名オーナメントとしてまさに再販に打ってつけの一作。

スチール写真等でもお馴染みの、体を起こしきった状態ではなく、そこに至るまでのモーションを敢えて選ぶ、これぞ特撮大百科の鑑と評すべき刮目のセンス。

その土中から姿を現す一瞬のポージングの力強い躍動感も、本編さながらの忠実な演出力を成しています。

歴代ゴジラでも断トツの支持を集めるモスゴジの人気の要となる、険しい三白眼や白く分厚い眉が印象的な頭部も圧巻の再現ぶり。
口元の独特のラインや頬の弾力性ある質感も、感銘覚える程の精巧さで、今まさに顔を上げんとするモスゴジの壮絶な威圧感を抜群に表現しております。



更にこのポーズがより強調させる、思わず見惚れてしまいそうなディテール美しい背ビレも、非の打ち所無しな精緻極まるビジュアルが伺えます。

そして同シーンの象徴とも言える全身に纏わり付く土汚れも、大きな見所として鮮明に映える粒子細かな再現性で、干拓地ベースのテクスチャ同様に、本作の優れたリアリティを醸し出す存在感に富んだポイントでもあります。

また本体と尻尾が分割パーツとなっており、自由な配置で独自の巨大感を楽しめるのも本作の特徴です。

が、更なるシークレット要素で、天打ち据える様に持ち上げられた尻尾パーツ単体で後の「シン・ゴジラ」でもインスパイアされたと言われる、ゴジラ出現直前の緊迫感ある情景の再現も可能。



本体とは別にこちらにもオーナメントタグが付いている所に、この仕様への強いこだわりがひしひしと伝わってきます。

すぐで半年、よかろで2年、審議審議で5~6年。

これぞ東宝特撮界に根強く残ると同時に、どことなくキャストさんにも当て嵌まりそうな名台詞でもあります。
そして本作もまたそんな審議審議を重ね、要望に応えた再販品であると意識すれば、見た目に差異は無くとも初版とはまた違う手応えを感じ取れるかもしれません。




2017年8月7日(月)
1954年の初代ゴジラを皮切りに、数多くの歴代ゴジラや円谷怪獣を18年間も熱演し、時に俳優も務められました、まさにゴジラその人であられる日本が世界に誇るスーツアクターの巨星

・中島春雄氏

が、肺炎でお亡くなりになられたと発表されました。

享年88歳。

ミスターゴジラの愛称で世界中の人々から愛され、今なお伝説として語り継がれる、中島春雄氏の数多の怪獣達に魂吹き込んでの、生命力溢れる名演の数々は、画面の前の観客を強く魅了して止まず、後世にも絶大な影響を与える偉大な功績となられました。

また引退後も様々なトークライブやイベントにも積極的に参加され、その常に惜しまぬ探求と努力で積み上げてきた経験と実績から語られる含蓄あるお話や、分け隔てない人柄の良さで、誰もが惹かれる魅力にも満ちたお方でもあられました。

結局私自身は一度もお会いする事は叶いませんでしたが、それでも私の歩む怪獣道に揺るぎなき指針を示してくれた恩師であると言っても過言ではありません。

まさに日本の怪獣と共に生き、その壮大なる軌跡を築き上げ、これからも特撮界が目指す大きな目標となられた功労者の一人であられます、ミスターゴジラこと中島春雄氏の御冥福を心からの感謝と敬意と共にお祈りいたします。
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テーマ:特撮 - ジャンル:サブカル

  1. 2017/08/10(木) 00:01:58|
  2. ゴジラオーナメント特撮大百科
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