特撮大百科DREAMS

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玉泉洞秘密基地のメカゴジラ



今回御紹介いたしますのはこちら。

ゴジラオーナメント特撮大百科シリーズから映画「ゴジラ対メカゴジラ」より

『玉泉洞秘密基地のメカゴジラ』

です。


劇中、富士山の爆発と共に現れ突如人類や仲間のアンギラスに牙を剥き始めたゴジラ。

しかしもう一体のゴジラの登場で、その正体はブラックホール第三惑星人が地球征服の為に差し向けたメカゴジラであった事が判明する。

やがて両者は激しい戦いを繰り広げ、ゴジラに深手を負わす事に成功するも、メカゴジラもまたヘッドコントロール早朝の故障で一時的に撤退を余儀なくされる。

その後メカゴジラの建造にも使われた、ブラックホール第三惑星人の拠点である沖縄の玉泉洞内の秘密基地に帰還させると、第三惑星人の司令官・黒沼は同所の秘密に勘付き探りに来た、宇宙工学の権威である宮島博士を捕らえメカゴジラの修理を強要。
愛娘を人質に取られてしまった為に、宮島博士もやむなくこれを了承するしかなかった。

そして修理を終え再起動したメカゴジラは、改めて邪魔者を全て排除し使命である地球征服を成し遂げるべく、秘密基地から飛び立つのであった。


本作ではゴジラによって思わぬ不覚を取るも、再び万全の状態を取り戻し、今まさに発進せんとその時を嵐の前の静けさの如く待つ、秘密基地内でのメカゴジラⅠの光景をジオラマ化しております。

秘密基地。
それは男の子なら一度は憧れ思い描く夢と興奮が詰まった魅惑の場所。
幼き日に誰もが空想の中で、または実際に各々の秘密基地を作り上げ誰にも邪魔される事なく、その自分だけの空間を楽しんだのではないでしょうか。

ロボット。
これもまた異論無く男の子の好きな物の筆頭に数えられる、一大ジャンルとしての根強さを世代を越えて示し続けています。

さらにゴジラ。
これも言わずもがなで、この怪獣王の名前を知らない男児などこの世にいないであろうと断言しても良いはずです。

そしてこの玉泉洞のシーンは、そんな男の子の好きな物を凝縮したまさに大人になって尚も心躍る感動忘れられぬ、お子様ランチの様なシチュエーションなのかもしれません。

特撮大百科の隠れた傑作群である建造ドックシリーズの最新作でもある本作も、その憧憬に満ち溢れたメカニカルな情景を、卓上サイズで克明に写し出しております。

中央部にて鎮座するメインのメカゴジラは、おそらく過去作の原型を流用改造した物と思われます。
しかしそれらは一番の違いとなるポーズの大幅変更のみに留まらず。
直立不動だからこそ更に引き立つ全体的な風格あるシャープさをより精彩に浮き彫りとした、各部のディテールの微調整や改良も多々見受けられます。
それが功を奏し、威厳に富んだ沈黙の立ち姿が醸す、同シーンでのメカゴジラが見せた独特の存在感の表現に一層の磨きを掛ける、秀でたグレードの高さを顕示しております。

また完成直後のスーツを使用したと言う撮影時の逸話も考慮してであろう、全身の金属質な眩さもますます冴え渡っており、メカゴジラの体表を構成するスペースチタニウムの鈍色な光沢をこれまでに増して鮮やかな表現で感じ取れます。



それゆえ造型ミスか、両腕の角度の締まりに欠けたバランスの悪さが目立ち、ある意味キャストの慢心が自然と形になって表れたのかもしれません。

一方でベースである玉泉洞秘密基地の再現度は非常に絶巧。
広々とした奥行きによる臨場感が織り成す、メカゴジラの背後に広がる岩壁の精緻な質感や、床の随所に配置された小道具の演出力はまさにジオラマの醍醐味を堪能させてくれます。



また足下の謎パーツを乗せたトラックは、自由な配置でさりげなくオリジナリティを加えられる特別仕様です。



更に岩壁の一部にほんのりと伸び広がる青色塗装。
これもまた劇中での始動直前の場面をしっかりと強調した躍動感の妙となり、静の雰囲気を出すメカゴジラの目元のギラつく輝きと併せて、感無量なこだわりが映える納得の趣向となっています。

ちなみにメカゴジラとベースは完全一体を謳いつつ、若干接着の甘さが否めませんが、それでも無理に動かしたりと取り外そうとするのは止めといた方が無難です。

厳しい意見も言いましたが、それでも満足度の高さは折り紙付きの良造型。
メカゴジラと言う希代のロボット怪獣が持つ、題材としての可能性をより深く追求した作品と言えそうです。
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テーマ:特撮 - ジャンル:サブカル

  1. 2017/11/05(日) 00:31:01|
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