特撮大百科DREAMS

提供元C社の優しさ()とやら故に最新作の御紹介は基本困難としておりますが、業界屈指のクオリティとバイタリティを誇る【特撮大百科】シリーズから年代問わずランダムに選んでのレビューをメインとする個人的趣味全開のオタク系ブログです。毎月5の倍数日の更新を心掛けております。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
  1. --/--/--(--) --:--:--|
  2. スポンサー広告

暴龍アンギラス1968



今回御紹介いたしますのはこちら。

ゴジラオーナメント特撮大百科シリーズから映画「怪獣総進撃」より

『暴龍アンギラス1968』

です。


劇中、20世紀末の小笠原諸島に作られた【怪獣ランド】にて飼育されている怪獣の内の1頭として登場。
当初は他の怪獣達と共存し島内にて平和に暮らしていたものの、地球侵略を企むキラアク星人によって島のコントロールが奪われた事で事態は急変。

怪獣ランドから駆り出されキラアク星人の支配下に置かれた怪獣達は、次々と世界各国の主要都市を襲い、アンギラスもまたキラアクの前線基地が伊豆半島に建造されていると言う偽りの情報に騙され乗り込できた防衛軍を、ゴジラと共にその圧倒的な猛威で一蹴してしまう。

しかし地球人が再び怪獣達のコントロール権を奪取してからは、キラアク星人の野望を打ち砕く為の最高戦力として、怪獣ランドの仲間と一緒に富士山麓に集結。
やがて怪獣達による同地に建造された地下基地への討ち入りが開始される。

そしてアンギラスはゴジラやゴロザウルスと並ぶ主力となって、得意の俊敏性や背中に生え揃う鋭い棘、そして強靱な顎による噛みつきを武器にキラアク星人が呼び寄せた宇宙最強の怪獣・キングギドラに果敢に挑み掛かるのだった。


本作では13年ぶりの銀幕復帰を果たし、結果ここでの目まぐるしい活躍が認められたか、後々の作品でもゴジラの相棒格に抜擢される躍進を遂げた二代目アンギラスを造型化しております。

足掛け5年の特撮大百科が威信をかけて送る超長期企画

【11大怪獣総進撃シリーズ】

の第10作目となる同オーナメント。
後半になるにつれ、製作に高い技術力が求められる怪獣が残され、それに比例する様に期待値の上昇も著しいものがありました。

もちろんそのピークに近い位置でリリースとなったこのアンギラスも言わずもがな。
かつての食玩版のゴジラオーナメント特撮大百科ver.2でも商品化されており、この時点でも秀でた良質ぶりを示しておりました。

が、今回新規で原型が造られた本作はまさにブランドの研鑚に積み重ねた歳月が物言う、圧倒的な造型のグレードアップを感動的なまでの鮮烈さで誇示。

全体的に独特の硬質感を纏うアンギラス。
その大きな要素の一つである、岩肌を思わせる体表の鱗も一枚ごとに丹念に表現。
首元や腹部に走る皺や弛みも、実物さながらのナチュラルさで模られ、野性味溢れる四足歩行の構えもばっちりとキマっています。



またアンギラスの頑強な雰囲気の要であり、最大のトレードマークとも言える背中の実に攻撃性高い甲羅。
二代目ならではの丸み豊かな形状や、そこに渦巻く様に配置された棘もそれらを鮮明に意識させる、緻密ここに極まれりの職人芸的再現度。

まさに迂闊に触れる事躊躇われる、言葉通りのキレ味鋭さを見事に体現しております。

……ですが、おそらくイベントを理由にこれまでになく予定を大幅にオーバーし続け、延々と待たされた挙げ句、「優しさ」の象徴たる会報すら次作の予告を出したまま何ヶ月も届かなくなった中、ようやく到着したと思ったら、不自然な窪みからも明らかに左脇腹の棘が一本足りない実にお粗末な事実。



無闇にキャストに修理を依頼したら二度と戻ってこないので、ここは何とも言えないもどかしさを抱く箇所となりそうです。


しかし甲羅に劣らぬシャープな棘が並ぶ鋭角な先端が印象的な尻尾も、曲線を描くしなりの繊細さで、色濃く生物感を演出しているのがよく分かります。



そして獣然とした凶暴さを滲み出していた初代と対象的な、柔和な構成で愛嬌が格段に増した精悍な頭部。
やや小ぶりとなった輪郭に、ちょっとしゃくれて親しみを覚える口元。
頭頂部に並ぶ6本の角もシャープな力強さを彩る見映えとなっています。

何より大きくクリクリッとしたまるで小動物の様な愛らしい瞳に、ふっくらとした頬と二代目アンギラスの緩さと勇ましさを兼ね備えた風格の精緻な造りこなしは、申し分なしの評価を持って絶賛したいです。

なお本作のアンギラスには恒例の《総進撃用ベース》も他との兼用と言う形になりますが、代わりに付属の巨岩ベースごとのディスプレイを必要とする、他とは僅かに毛色の違う仕様となっております。

ゴジラの相棒として大成を得た、その個性的な魅力を取りこぼしなく凝縮し
【11大怪獣総進撃シリーズ】
における、地球怪獣軍の大トリに恥じない仕上がりに満足度抜群のこれぞ二代目アンギラス造型の決定版です。

ちなみについ最近、正真正銘の最後を飾るあの超大物怪獣がいよいよリリースされたとか……。

すぐで半年、よかろで2年、審議審議で5、6年。

今回の一件も踏まえ、MEMBERSのシリーズ完結は地球と金星の距離より遥か遠そうです。
スポンサーサイト

テーマ:特撮 - ジャンル:サブカル

  1. 2017/11/15(水) 00:04:54|
  2. ゴジラオーナメント特撮大百科
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0
<<GODZILLA怪獣惑星 | ホーム | 吸血ダイモン 胸像>>

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://mt428.blog48.fc2.com/tb.php/786-1adfbdfc
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。