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特撮大百科DREAMS

提供元C社の優しさ()とやら故に最新作の御紹介は基本困難としておりますが、業界屈指のクオリティとバイタリティを誇る【特撮大百科】シリーズから年代問わずランダムに選んでのレビューをメインとする個人的趣味全開のオタク系ブログです。毎月5の倍数日の更新を心掛けております。

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ゴジラVSデストロイアコンプリーション



今回御紹介いたしますのはこちら。

株式会社ホビージャパン.刊
『ゴジラVSデストロイアコンプリーション』

です。

今回で3作目となる、今やゴジラマニアにとって年の瀬恒例の一冊となった、株式会社ホビージャパンが送るこのコンプリーションを冠する特撮ムック。

毎回一つのテーマをまさにあらゆる情報筋や界隈から限界まで収集したであろう、圧倒的情報量で本邦初公開な情報まで交え、とことんまで掘り下げた業界屈指の濃密な内容。
それは一度読み始めれば心を鷲掴みにされて離れられぬ、新たな驚愕と感動に魅入られるはずです。

そんな特撮本の粋たる同シリーズの最新作に選ばれたのが、平成ゴジラシリーズ最終作である

「ゴジラVSデストロイア」

全身を灼熱で真っ赤に染め上げた歴代最大級の強さを持つバーニングゴジラ。
初代ゴジラを葬ったオキシジェン・デストロイヤーの化身にして多段変身でパワーアップを繰り返す強敵デストロイア。
平成のゴジラの息子格としてデビューを果たしたベビーゴジラから成長を遂げ、遂にゴジラそのものへと到達したゴジラジュニア。
そして自衛隊が誇る二度に渡ってゴジラとの激戦を繰り広げた、スーパーXの後継機であるスーパーXⅢに黒木翔特佐の再登場。
そして大河原孝夫監督や川北紘一特技監督の手腕がこれまでに増して発揮された、まさにシリーズ集大成の超大作であったのは最早言うに及ばずです。

しかし同映画がこれまでにないほどの、人々の注目を集めるに至った最大の話題性は、もちろん

「ゴジラ死す」

はっきりと宣言された無敵の怪獣王の死は、日本中を震撼させ、私自身もその渦中の真っ只中を生きた一人として、あの頃の計り知れぬ衝撃の大きさが根強く心に刻み込まれています。

本著でも今だからこその更なる真相やファン騒然の秘話を盛り込み、あの頃の衝撃に一層の鮮明さを加味する、やはりコンプリーションの名に相応しい充実の読み応えです。

今回も様々なジャンルにおいての関係者メッセージと共に舞台裏の詳細な解説や、怪獣・メカニック問わず貴重なデザイン画を多数掲載。
ゴジラの最期を飾る花道が完成に至るまでの、試行錯誤と情熱に満ちたドラマが紙面を通して有り有りと伺えます。

もちろん初期の企画案や設定シナリオ等も紹介されており、中でも幻の最終作である

・「ゴジラVSゴーストゴジラ」
・「ゴジラVSバルバロイ」

の没シナリオが読める意義は非常に大きいです。
更に「ゴジラVSデストロイア」のこれが初公開となる、改定台本も必読です。

そしてすでに故人ゆえに再録もありますが、本著の為に御協力されたキャスト&スタッフの独占インタビューも健在。

【キャスト】
・辰巳琢郎氏(伊集院研作)
・いしのようこ氏(山根ゆかり役)
・大沢さやか氏(小沢芽瑠役)

【スタッフ】
・大河原孝夫氏(監督)
・川北紘一氏(特技監督)※再録
・大森一樹氏(脚本)
・富山省吾氏(製作)
・岩瀬政雄氏(音楽プロデューサー)
・伊福部昭氏(音楽監督)※再録
・堀井友徳氏(作曲家)

やはり今回も同映画に欠かせない錚々たる名優やプロフェッショナルな方々をズラリとチョイス。
どの方々もインタビューに答えられる、その一言一句に胸にグッと熱いものが込み上げてくる、深みと作品愛の込もったお話ばかりで平成世代な私にも感激な内容ばかりです。

他にも宣材物の特集や映画の舞台となったスポットガイド。
各種着ぐるみやプロップの特写ページに公開時の世相を反映したコラム集と、どこから読んでもハズレ無しな良質の見所満載ですが、個人的に最も印象的だったのがゴジラの死を惜しみ悼しむ人々の想いを載せた当時の新聞記事の数々。

それらに目を通し進める毎に、改めて日本人が一貫となって愛するゴジラの死がもたらした影響の大きさに心打たれ、思わず目頭が熱くなるノスタルジックな思いに駆られました。



3作目もまた「ゴジラVSデストロイア」と言う不朽の名作に、より魅力深い鑑賞を楽しめる感慨深き意匠を兼ね備えた、全144ページに渡って満足感ここに極まりなコンプリーションシリーズ。
果たしたて来年のこの時期にはどの作品にクローズアップした一冊が販売されるのか。
それを心待ちにしながら、今回もこの素晴らしき本著を世に送り出してくださりました、スタッフの皆様に僭越ながら多大な感謝を込めての

「ありがとうございました」

を送らせていただきます。
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テーマ:特撮 - ジャンル:サブカル

  1. 2017/12/15(金) 00:17:26|
  2. 書籍
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